今回は、ChatGPTを活用し、MQL4で簡単に作成できるシンプルなRSIベースのEAをご紹介します。このEAは、RSI(相対力指数)がオーバーボートやオーバーソールドの領域に入った際に売買を行うもので、初心者の方でも理解しやすい取引戦略を採用しています。
また、簡単操作で自動売買を運用できるツールもこちらの記事で紹介しています。ぜひご覧ください!
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プログラムの概要
- RSI(相対力指数)を使用
- RSIがオーバーボート(Overbought)レベルを超えた場合に売りシグナル
- RSIがオーバーソールド(Oversold)レベルを下回った場合に買いシグナル
- ストップロスとテイクプロフィットを設定
入力パラメータ
RSI_Period
(RSIの期間)Overbought_Level
(オーバーボートレベル)Oversold_Level
(オーバーソールドレベル)StopLoss_Pips
(ストップロスの幅(ピップス))TakeProfit_Pips
(テイクプロフィットの幅(ピップス))
プログラムの流れ
- RSIを計算します。
- RSIがオーバーボートやオーバーソールドの領域に入ったかどうかを判断し、売買シグナルを生成します。
- シグナルに従って、注文を発行します。
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プログラムソースコード
// RSI_BasedEA.mq4
#property strict
// Input Parameters
input int RSI_Period = 14; // RSI Period
input int Overbought_Level = 70; // Overbought level
input int Oversold_Level = 30; // Oversold level
input int StopLoss_Pips = 50; // Stop Loss in Pips
input int TakeProfit_Pips = 100; // Take Profit in Pips
int OnInit() {
return(INIT_SUCCEEDED);
}
void OnTick() {
double RSI_Current = iRSI(NULL, 0, RSI_Period, PRICE_CLOSE, 0);
double RSI_Previous = iRSI(NULL, 0, RSI_Period, PRICE_CLOSE, 1);
bool isBuySignal = RSI_Current < Oversold_Level && RSI_Previous >= Oversold_Level;
bool isSellSignal = RSI_Current > Overbought_Level && RSI_Previous <= Overbought_Level;
double StopLoss = StopLoss_Pips * _Point;
double TakeProfit = TakeProfit_Pips * _Point;
if (isBuySignal) {
int ticket = OrderSend(Symbol(), OP_BUY, 0.01, Ask, 3, Bid - StopLoss, Bid + TakeProfit, "Buy Order");
} else if (isSellSignal) {
int ticket = OrderSend(Symbol(), OP_SELL, 0.01, Bid, 3, Ask + StopLoss, Ask - TakeProfit, "Sell Order");
}
}
void OnDeinit(const int reason) {
}
プログラムの詳細解説
RSIの計算
RSIを計算するには、iRSI()
関数を使用します。この関数は、指定された期間のRSIを計算して返します。
double RSI_Current = iRSI(NULL, 0, RSI_Period, PRICE_CLOSE, 0);
double RSI_Previous = iRSI(NULL, 0, RSI_Period, PRICE_CLOSE, 1);
売買シグナルの判断
RSIがオーバーボートやオーバーソールドの領域に入ったかどうかを判断し、売買シグナルを生成します。
bool isBuySignal = RSI_Current < Oversold_Level && RSI_Previous >= Oversold_Level;
bool isSellSignal = RSI_Current > Overbought_Level && RSI_Previous <= Overbought_Level;
注文の発行
売買シグナルに従って、注文を発行します。OrderSend()
関数を使用して、指定された条件で注文を発行します。
if (isBuySignal) {
int ticket = OrderSend(Symbol(), OP_BUY, 0.01, Ask, 3, Bid - StopLoss, Bid + TakeProfit, "Buy Order");
} else if (isSellSignal) {
int ticket = OrderSend(Symbol(), OP_SELL, 0.01, Bid, 3, Ask + StopLoss, Ask - TakeProfit, "Sell Order");
}
まとめ
シンプルなRSIベースのEAをMQL4で作成する方法を紹介しました。このEAは初心者の方でも理解しやすく、カスタマイズも容易なので、ぜひお試しください。また、他のプログラムや戦略を組み合わせることで、さらに効果的なトレーディングシステムを構築することも可能です。今後も、さまざまな取引戦略やプログラムについて紹介していきますので、お楽しみに!
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